世界で活躍しているつまみ細工アーティストの方々に、つまみ細工について語っていただきます
海外のつまみ細工作家の9人目はロシアで活動されているアレナ・カトウさんです。
プロフィール
アーティスト。主に絵を描いたり、縫ったり、趣味で飾りを作ったりしています。
2014年 つまみ細工を始める
2015年 ”AlkatoCrafts”という名でEtsyにて出店
2018年 ”AlkatoCrafts”でInstagramを始める
Instagram – @alkatocrafts
Q1. つまみ細工を始めたきっかけは?(あるいは携わるきっかけになったことは?)
6年程日本に住んでいたことがあり、日本文化や芸術に興味がありました。ある日、人形の着物を作った残りのちりめん生地の切れ端で髪飾りを作ってみました。仕上がりは上出来で、一通りの工程をこなしていくうちに、もっと面白いものを作りたいという気持ちに駆られていきました。
Q2. 作品へのこだわりや、大事にしているところは何ですか?
私は自分の心が生み出す独創的なアイデアを大切にしています。
アートは私たちの生活の中で多くのインスピレーションを与えてくれるし、重要なものだと思います。そして作品を通して他者が自分に感化してくれることはとても嬉しい事です。作品は自己表現の形だと思っています。
Q3 あなたにとって、つまみ細工の魅力とは何ですか?
つまみ細工は、布を繊細で美しい装飾品に変身させるもので、なんだか魔法のような感じがします。
Q4. つまみ細工の今後の可能性についてどうお考えですか?
つまみ細工は、さまざまな装飾品になると思います。想像力が必要なだけで、いろいろな可能性があります。
Q5.今後作ってみたい作品は?
今はライフイベントの関係で創作をお休みしていますが、実は動物や花をテーマにしたアイデアもたくさんあるので、今後も取り組んでいきたいと思っています。
Q6.つまみ細工はあなたの国でどのような展開が期待できると思いますか?
つまみ細工はロシアではあまり一般的ではありませんが、インテリアにもなるし、アクセサリーとして洋服にも使えるので、今後、もっと普及していく可能性があると思います。