
著名なつまみ作家の先生方につまみ細工への思いを語っていただきます。

第6回目は、日本全国で積極的に活動され、新たなつまみ細工の可能性を探求されている矢野裕美さんです。
1963年 沖縄生まれ 1984年 ハナエモリアトリエに勤務 パリコレ衣装制作にも関わる 2016年 日本つまみ細工コーディネート協会理事に就任 2016年 認定講師育成をはじめる 2016年 福岡アジア美術館・横浜高島屋・名古屋三越などで展示販売 2017年 一般社団法人日本伝統工芸つまみ細工協会認定講師資格取得 2018年 つまみかんざしデザインアワードにて打掛につまみ細工をあしらえた作品展示 2018年 ベトナム(ホーチミン)にてつまみ細工ワーク 2019年 ホテルナゴヤキャッスルギャラリーにて個展 2019年 名古屋市博物館にて協会グループ展
プロフィール

Q1.つまみ細工を始めたきっかけは?(あるいは携わるきっかけになったことは?)
娘の成人式に娘が好む髪飾りがなく「お母さん作ってみようか?」と言ったのがはじまりです。
それまでつまみ細工を作ったこともなく、今思えば無謀な挑戦だったかもしれませんが出来上がりを娘と一緒に喜び、思い出に残る成人となりました。

Q3.あなたにとって、つまみ細工の魅力とは何ですか?
つまみ細工は知れば知るほど奥深く、先人の技術やアイデアにため息がでます。基本となる丸つまみ剣つまみは、布を三角に折ると言った単純な形ですが、その形が幾重にも重なり組み合わされた美しい姿は日本が世界に誇れる伝統工芸だと思います。

Q4.つまみ細工の今後の可能性についてどうお考えですか?
近年になり昔ながらのかんざしに加え普段使いのアクセサリーやインテリアをもつまみ細工で作られるようになってきました。 今後つまみ細工はメジャーなカルチャーになると思います。
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