つまみ作家の紹介 第5回 戸村絹代さん

著名なつまみ作家の先生方につまみ細工への思いを語っていただきます。

第5回目は、長い間伝統工芸つまみ細工の発展に寄与されてきた現代日本を代表するつまみ細工職人である戸村絹代さんです。

プロフィール

1941年 山形県白鷹町生まれ
1962年 つまみ細工職人の戸村ひで氏に師事し、修行を始める
1997年 荒川区登録無形文化財保持者に指定
2015年 荒川区指定無形文化財保持者に認定
2017年 つまみ細工専門店 「つまみ堂」にて一般向けの講座を開講
2019年 「つまみ細工 一凛堂」にて一般向けの講座を開講

Q1.つまみ細工を始めたきっかけは?(あるいは携わるきっかけになったことは?)

15歳の頃、お土産で貰ったつまみかんざしの色の組み合わせの美しさと繊細な作りに魅せられてしまい、自分で作ってみたいと思ったのがきっかけです。その後、その技術を極めようとつまみ細工職人だった叔母の養子となりこの道に入りました。

Q2.作品へのこだわりや、大事にしているところは何ですか?

かんざしはハレの日の装飾品なので、付けた人の気分が高まるような色の組み合わせを考えながら一つ一つ丁寧に作り上げています。また見栄えがより華やかになるように、布はきれいに染め上がり軽さもある羽二重の4匁を中心に使っています。

Q3.あなたにとって、つまみ細工の魅力とは何ですか?

つまみ細工の一番の魅力は繊細な作りにあります。また色の組み合わせやデザインも自由なので作る人の想像力しだいで、様々な個性ある作品を制作できる所が魅力です。

Q4.つまみ細工の今後の可能性についてどうお考えですか?

つまみ細工は、かんざしだけでなく、現代向けにブローチやイヤリングなど今のライフスタイルに合わせて作ることができます。かんざし以外で使ってもらい、広がっていけば良いと思います。

Q5.今後作ってみたい作品は?

実際に咲いている花をつまみ細工で表現したいと思っています。そのために試行錯誤しながら、より多くの種類の花が作れるように日々研究しています。

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